ハマギクを求めて宮古市へ!
みなさま、こんにちは!代表の南洞(なんとう)です。
この度は、あるモノを採取するべく、岩手県宮古市へ行ってまいりました!
そのあるモノとは…
↓↓↓こちら↓↓↓
浄土ヶ浜の岸壁に咲く一輪のハマギク
🌼ハマギク🌼
どうしてこのハマギクを探していたかと言いますと…
平安時代の薫物(たきもの)に「菊花(きくか)」と呼ばれる香りがありまして、日本最古の薫物指南書『薫集類抄(くんじゅうるいしょう)』によると、
ー沈香や丁子などの菊花に使用される香料に、乾燥させた菊の花を合わせても良いー
というような記載があり、
これはぜひ、岩手県で良い菊があれば、それを使用して作成してみたい✨と思っていたのです。
その際に、平安時代の薫物などご指導いただいている
佐賀大学地域歴史文化研究センター 田中圭子先生
に、岩手県には日本固有種の【ハマギク】・【コハマギク】が沿岸地域に生息しているようだとの情報をいただきまして、こりゃいい物を紹介していただいた!と私も情報収集に取り掛かります。
そうしていると…
ハマギクの種が宇宙旅行に行って、無事に帰ってきたという記事を発見💡
すぐに岩手県大槌町の観光協会へ連絡しましたが、大きく栽培されているところは大槌ではないとのことで、宮古市大通商店街振興局さんをご紹介いただき、2021年11月に宮古市に乗り込んでいったという経緯です。
その際には、既に刈り込みされた後でお花もなく、お写真で拝見。
たくさんの白い花が道路を彩っているのを見て、この街で大切に育てられているのが伝わってきました。
花壇を管理されている宮古市大通商店街振興局みずき会の代表と事務局の方にお会いできまして、来年(2022年)こそお花を採取しよう!と、今回の訪問へと相成りました。
この度もみずき会の皆さまにご尽力いただき、摘花作業を行いました。
作業をしていると、生き生きとした菊の香りが辺りに漂い、「鑑賞するだけではなく、香りも楽しめる花だったんですね」とのお声も。
また、先に採取し・乾燥していただいていたお花を嗅ぐと、香りがまろやかで甘味が増していて驚きました。
これはいい香料になる!と確信しました👍
今後の活動として。
年内は今回採取したお花をしっかり乾燥させ、保管する作業をし、来年に香り袋や練香などの商品へと使用していきたいと思っています。
乞うご期待ください!!
宮古市大通商店街振興局みずき会の皆さま、本当にありがとうございました。
このご縁に感謝です。
今後も何卒よろしくお願いいたします!
香りを通じて、地域を繋ぐ活動を。平泉の発信を。これからも続けていきたいと思います!
皆さまの応援よろしくお願いいたします!!
追伸
宮古市には良いアマヅラもありました✨
こちらもぜひ採取させていただきたいです。
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