【平泉のかをり】香りについて①

この度、商品化された「香り」についてご紹介します。

この度香りは、昨年2020年10月に開催された香り選定会を実施。


5種類の香りサンプルをみなさまに嗅いでいただき、良い香りだなと思ったものに投票していただきました。

その結果、一番投票数が多かった香り「み」。

この「み」の香りが商品となりました。

では、この「み」の香り。どういう香りかといいますと…

平安時代に書かれた薫物指南書『薫集類抄』の中にある、

平泉の栄華を築いた奥州藤原氏のルーツである藤原北家・藤原冬嗣公の処方箋を元に調合したもの。


香りの名前は「黒方(くろぼう)」

冬の季節や慶事の際に用いたとされる香りです。


使用されている香料は…

①沈香(じんこう)

②丁子(ちょうじ)

③白檀(びゃくだん)


④麝香(じゃこう)

⑤薫陸(くんろく)

⑥貝香(かいこう)


が使用されます。


このお話の続きは【平泉のかをり】香りについて②をご覧ください。

平泉のかをり創造プロジェクト

ー香りにのせて、伝えたい。平泉ー 平安時代の平泉で使われていたと推定される「香り」の再現や 地域で採れる鉱植物を香料として使用できるよう研究を行なっています。 2021年、平泉世界遺産登録10周年に合わせ平泉のかをり文香および名刺香を製作いたしました。 皆様に“平泉”知っていただくをきっかけになるような活動をしてまいります。